2002年3月10日(日) 春まだ遠き−川苔山

 このところ暖かい日が続いているので、奥多摩の雪もだいぶ解けただろうと川苔山に
出かけた。 高水山から棒ノ折までは全山走破したので、厳密には続いていないが次の
目標である。  川井から大丹波川沿いに車で上っていく。百軒茶屋を過ぎると大丹波
林道になる。いつもなら通 行止めの看板が立っているところに駐車スペースがあり、
ここが登山の出発点だ。身支度を済ませ た時点で時刻は9時45分になろうとしてい
る。やや出遅れたか。



 まずは下の渓流まで急な道を下る。すべりやすいので注意。川の右岸、急な斜面につ
けられた道 を登っていく。目の前には清らかな流れ。暑い時期なら気持ちよさそう
だ。


 いくつか橋を渡り30分ほど歩くと「百軒茶屋・川井」方向とかかれた案内板があ
る。ここの分 岐を登ると大丹波林道に出られる。ここから暫く谷が広くなっていて、
散歩道のようなのどかさだ。



 のどかさもつかの間、道は高度を上げ、深い谷底を見下ろすようになる。良くこんな
ところに道 をつけたと思ったら、桟道というのだろうか、ほとんど空中を歩くかのよ
うだ。



 怖い思いをやり過ごすと、道は林間に入り一安心。そろそろ山葵田が見えるはずだと
思っている と遠くに白いものが・・・雪が少し残っている。いや〜な予感。しっかり
残っているところもあっ てカミさんは一苦労。軽アイゼン買ってやればよかった。



 山葵田を過ぎると谷が二手に分かれているが、ここは右に向かう。相変わらずの雪に
悩まされな がら行くとようやく獅子口小屋跡だ。11時15分。ここで小休止。
 ここからは急な斜面のつづら折れになるが、雪のため思うようにはかどらない。最後
に植林の急 斜面を登ると踊平だ。小屋跡から30分ほどのはずが40分かかった。
 ここから尾根沿いに道が続いている。さしたるアップダウンもなく、うららかな日差
しを浴びて 気分が良い。遠く富士山も見える。名栗方面に目をやれば尾根ちかくを林
道が通っているのも見える。

 


 さあ、ここまでくれば山頂はもうすぐ、あれを越えれば、次を越えればきっと、と進
むがいつま でたっても着かない。標高が上がっているので完全に雪道になったのと、
12時を過ぎ、お腹が空 いているので気ばかりあせっている。



 12時45分、ようやく見覚えのある小屋が見えてきた。(今頃思い出すなって!前
に来たとき はここでおでんを食べて、結局山頂には登らなかったんだよな)ここで小
休止し、勢いをつけて山 頂を目指す。12時55分山頂着。(1360メートル)



 結構広い山頂には人がいっぱい。少し戻った雑木林の中でお昼にした。お腹がふくれ
ると昼寝し たくなるような陽気である。近くに思えるが結構時間のかかる山である。
川乗林道が使えればあっ という間だろうが、それはそれでつまらないか?根っこが生
える前に下山することにした。
 下山コースであるが、踊平には川乗林道から分岐している日向沢林道が直下をトンネ
ルで通って いる。これが大丹波林道に繋がったと思い込んで、林道に降りようとして
いたら、下から上がって くる人がいる。聞いてみると、同じように考えて林道を歩い
ていったら道が途切れていて、引き返 してきたとのこと。まだどこかに抜けているわ
けではないのか。残念。

HOME
奥多摩日記
奥多摩伝言板
リンク