| 2001年5月4日・5日 大菩薩・昇仙峡周辺林道ツーリング ―私も世間並に林道ツーリングしてきました― いつもならGW後半は新潟の実家へ帰るのだが、今年は雪が多く遊べないのと、せ っかくバイク乗りになったのだから、GWにツーリングなどしてみたいという欲求がむ らむらと湧きあがり、急遽ツーリングを計画した。 最初は5月2日夕方から4日までと考えたが、天気は悪くなる一方、準備もできて いないので、ここは腹をくくって晴れるのを待つことにした。カミさんの機嫌を伺いな がら買い物などをし、4〜5日の許可を得た。 5月4日3時起床。4時出発。青梅の吉野梅郷を過ぎた辺りで、ガソリンを入れな ければいけないことを思い出す。ついでに財布を忘れたことに気づき、引き返す。 5時30分再度出発。途中あきるの市でガス補給後、奥多摩を目指す。 7時過ぎ、小河内ダムで休憩。見かけるライダーはビッグバイクの若者ばかり。 まずはじめに、「後山林道」へ。ゲート封鎖の情報もあり期待していなかったが、 何事もなく終点までたどり着く。細く、険しく、すれ違いもままならないと聞いていた が、思ったより道幅は広くよく整備されている。セダンがたくさん入り込んでいるわけ だ。見上げる稜線には白い雪がくっきりと浮かび上がっている。まだ雪がずいぶんと残 っているようだ。 ![]() 泉水谷林道入口 朝早いので気温はまだ低い。丹波山村の「のめこい湯」の駐車場のトイレで気合を入 れる。午前8時、青い空に白い雲がきれいだ。 次に目指すは「泉水谷林道」。4月30日に車で通行し「泉水中段線」とつながり 15キロのダートとなったことを確認したが、今日はバイクである。先日の雨の重苦し い雰囲気とはうって変わって、今日は明るいゲートが迎えてくれた。細く険しい道を登 っていくと、道はやがて渓流沿いになる。渓流を左手に見ながら登っていくこの景色が 好きだ。林道も「泉水中段線」との接続地点、「牛首谷橋」辺りに差し掛かると道端に 白いものが見える。気温もだいぶ下がっているようだ。5月2日から3日にかけて冷た い雨が降り続いたが、こちらでは雪だったようだ。幅広のフラットなダートを三本木峠 に向け標高をあげていくと完全に雪景色になってしまった。雪に突っ込まないように慎 重に走りながら峠を越えると、こちら側は適度な轍のあるダートがくねっている。レー ルに乗ったようにあっという間に下ってしまう。 ![]() 柳沢峠を越え、嵯峨塩裂石林道を目指す。交通量もかなり増えてきて、大菩薩に向か う車も連なりだしている。上日川ダムの手前に「砥山林道」が口をあけている。なぜか 今まで入れなかった林道である。舗装路を下りダム湖畔を走っているとダートが始ま る。気持ち良く流しながら軽いアップダウンを繰り返し標高を上げていく。時刻は10 時を回った。ここいらで小休止としよう。バイクを止めると、KTMと思われるバイク とすれ違った。今日初めてのオフローダーかな?コーヒーと「カントリーマアム」のお やつ。日が翳ってきたと思ったら、大菩薩には暗い雲が。早々に出かけることにしよ う。嵯峨塩裂石林道への下りの途中右手に分岐がある。しばらく行くと行き止まりだ。 恐ろしく眺めが良い。この道も延長工事の途中だろうか。 さて、嵯峨塩裂石林道へ戻り「嵯峨塩深沢林道」へ。右手に分岐する舗装路を入り 登っていくとダートになる。この道は前に深沢側から入ったときには通行止だった。か なり標高が高いと思われるところを下っていくと右手に塩山の町並みが見える。さらに 下ると前方右手にダートが延びているのが見える。期待して下るとこちらは通行止。工 事中のようである。宮宕山の北側を勝沼ゴルフコースの方に抜けるのであろうか。今後 に期待しよう。そのまま勝沼に向け下ると舗装路になる。右手に荒れた登りのダートが あったので入ってみる。斜面を這い登り尾根に出たところで行き止まり。棚横手の近く と思われる。数台の軽トラックとジムニーが停まっている。山仕事や山菜取りのよう だ。しかし非常に眺めの良い場所だ。富士山や勝沼の町が一望できる。11時前だがこ こでお昼にしよう。 ![]() 雲に隠れているが富士山が見える インスタントラーメンのお昼を済ませ、さらに下るとT字路に出る。深沢林道であ る。ここを右に折れ登って行くと菱山深沢林道となる。ここも舗装路だが眺めは良い。 途中大滝に向かう分岐にダートがあるが、すぐ行き止まり。ここは途中にある展望台の 眺めを楽しもう。 勝沼ぶどう郷に下り玉宮を目指す。しかしこの辺りの風景はぜんぜん変わらない ね。懐かしささえ覚えます。そのまま登って行くと鈴庫山林道である。途中右手に分岐 する舗装路がある。「竹森林道」である。途中からダート。走りやすい道を鈴庫山・柳 沢峠方向に登っていく。3.5キロほどで行き止まり。いずれ柳沢峠方向に抜けるのだ ろう。戻ってさらに登ると左手に分岐。「名の知れない林道」だ。通行禁止の看板はあ るが、バリケードは開いている。毎度のことなので入らせてもらう。はじめからダート だが、途中泥たまりのところがある。バイクでも嫌だが、車でもタイヤをとられそうに なるところだ。今回も健在であった。ここも3.5キロほどで行き止まり。また少し延 びたようだ。どこに抜けるのかもわからない。山梨県はあちこちこんな工事中である。 さて、鈴庫山林道に戻りさらに進むと滑沢に出る。そのまま下りれば笛吹温泉であ る。この上手に舗装路が分岐しているがどこに行くのかわからない。今回初めて入って みる。途中で舗装も途切れダートになる。アップダウンを繰り返し砂地っぽい道を行く が、これが結構面白い。ここも3.5キロほどで行き止まり。延長の予定はなさそう だ。ここも「鈴庫山林道」と呼ぶらしい。戻る途中、右手に下りる分岐がある。コンク リートで簡易舗装されているが、これが下手なダートよりオフロードしている。途中工 事通行止めだったので、そこから右に分岐しているダートに入る。沢渡りなど楽しみな がら行くとT字路に出る。右手は登りの廃道らしき道、左に下る。出たところは、山県 館のそばのお伊勢の宮。これだけダートが楽しめれば文句はない。 ![]() お伊勢の宮 すでに時刻は2時を回っているが、次に「乾徳山(南)林道」を目指す。大平牧場に 向かう道はコンクリート舗装だが、ここもオフロード状態だ。牧場からはダートが続 く。下山してくる登山者が多い。ゆっくりと進み、人気がなくなった辺りでGO!進む につれ道が新しくなってくる。建設中の林道である。標高が上がりだんだん寒くなって くる。すると前方に道幅いっぱいに車を止めBBQの一団がいる。さすがにここまでは 誰もこないのだろう。脇を抜けしばらく行くと行き止まり。ここまで約7キロ。まだま だ延びるようだ。 さてここから今夜の野営地、「大明神林道」まで行かねばならない。杣口林道〜焼 山峠〜クリスタルライン〜御岳林道〜ホッチ峠と走り継ぎやってきたが、「前山大明神 林道」工事中の看板はあるのだが、肝心の「大明神林道」がわからない。時刻は5時を 回っている。しょうがないので、手近にあった「市営柳平林道」に入ってみる。ひどく 細く、藪や切り取った枝が道路にはみ出している。通り抜けたところが深田記念公園で あった。何の事はない、もとの昇仙峡ラインに戻ってしまった。仕方がないのでまた戻 って、適当なところにバイクを止め荷を解いた。一服しながら、ふみ坊さんのレポを取 り出して読んでいると、「市営柳平林道」のことが出ている。「大明神林道」はすぐそ こだ。「大明神」のことばかり考えていて、他に目が行ってなかったのだ。大まぬけで ある。慌てて荷物をまとめて飛び出した。やっと野営地を探し当てたころには、辺りは 薄暗くなりだしていた。(続く) ![]() |